生きてるだけでえらい

大学受験は思ったより大変だった。

センターと二次の1ヶ月前が長かった。普通なら入試は先延ばしにしたいものかもしれないけど、私は早く来いよ、と思っていた。

結果は芳しくなかったが、無事大学に入学できた。

でも全然楽しくなかった。大学は楽しい、人生の夏休みだ、とは誰が言い始めたのだろうが。そんなのは親世代の話で今や神話だ。いや、私が上手にできていないだけかもしれない。

入学早々就職難の話。

中学入学の時は高校受験、高校入学の時は大学受験、大学入学の時は就職…人生とは忙しいなぁ

大学に入ったら、勉強も部活もバイトもオシャレも人間関係も趣味も娯楽も頑張ろうと思ってたのに…やることはいっぱいある。やらなきゃいけないこともたくさんある。でも出来ることは思ったより少ない。大学生は制服を着てないってだけで、全然大人じゃない。もしかして大人たちも大人じゃない？10代は大人への反抗心を持ち続けられたのに、今は自分が大人側にいることに耐えられない。いつまでも大人に反抗するなんてダサい、と思えるほど私は大人じゃない。

飲みサーに嫌悪感を抱いていた私はもういない。

楽しくいられるならある程度羽目を外したっていいだろう？その権利が私たちにはあるだろう？なんて思っていたってできやしないのに、一丁前に自己主張はする。自分最低かよ(笑)

なんか課題も出さなくなった。ツイッターに張り付くようになった。ハッとさせるような投稿もあるのにね。何にもしないのよ。

こんなことばっか考えてるのダサいってわかってるけど、どうしようもないんだもん。

とりあえず生きてるだけでえらい。そう思って今日を生きていく。明日も生きていく。そうやってみんな生きてるんだと自分に言い聞かせて。そうするしか私は知らないから。